ブロガーってどうやって稼いてるの?web広告の仕組み

芸能人がアメブロで稼いでいるとか、ユーチューバー、副業アフィリエイトといった話をよく耳にしますが、実際にどのような仕組みで彼らは稼いでいるのか、どこからお金が振り込まれているのか、というのはあまり一般的には知られていません。

「簡単に稼げるらしい」とか「なんだか胡散臭い」「広告で買わせて儲けてる」といった、漠然としたイメージで語られ、それもどちらかというと悪い印象を持っている人のが多いように感じます。たしかに詐欺まがいの手法や誇大広告で稼いでいる人もいますが、広告自体が悪というのは間違った考え方です。

今回はweb広告とはいったい何なのか、ブロガーと呼ばれる人はどのように収入を得ているのか、web広告の種類と仕組みを紹介します。

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googleとは?検索エンジンとは

普段なにとなく使っているgoogle検索やヤフー検索ですが、これは国や慈善団体が公共のためにボランティアで運用しているわけではありません。googleやヤフーはラーメン屋さんや本屋さんと同じように、ビジネスとして検索エンジンを運用しています。

検索エンジンの収入は、ざっくりといえば広告収入です。PPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれ、検索結果の広告枠のリンクや、バナーがクリックされる度に、googleに広告料が支払われます。

企業はwebサイトを持っているだけでは、何もできません。webサイトを見てくれる人が必要です。そんなことは当たり前だと思うかもしれませんが・・・では、webサイトはどうしたらお客さんに見てもらえるのでしょうか?検索したら出てくる?確かに検索すれば沢山のサイトが出てきますが、しかしその「検索に出てくる」というのはどういうことなのでしょう?

例えば「ラーメン屋」と検索すると、ずらーっとラーメン屋さんの情報がでてきます。しかし、ラーメン屋さんは日本中に何万件とあります。その中から誰がどのように選んで検索結果にだしているのでしょうか?

検索エンジンには、数万件もあるラーメン屋さんのwebサイトの中から、ユーザーが求めている情報にもっとも最適なwebサイトを表示する仕組みが備わっています。例えば、新宿にいる人が手元のスマートフォンから検索すると、スマートフォンの位置情報を認識して、新宿近辺のラーメン屋さんを検索結果に反映させます。

とはいえ、新宿にもラーメン屋さんは何百件もありますから、全てのお店を検索結果にだすことはできません。自分のお店のwebサイトを検索で表示してもらいたくても、検索エンジンが勝手に表示しているものなので、操作することはできません。そこで企業は、お金を払って、広告枠に自社のwebサイトを載せてもらうのです。

実店舗のラーメン屋さんも同じでしょう。例えば、駅前の人通りの多いお店であれば、自然と人が集まってきますが、表通りから外れたお店はなかなかお客さんが入りません。そこで、駅前の人通りの多いところに看板を出して、お店のある場所を教えてあげれば、お客さんを集めることができます。

Google AdSenceとは?webバナー広告

ブログサイトでもっとも利用されている広告が、Google AdSence(グーグル アドセンス)です。あまり馴染みのない言葉だと思いますが、簡単に言えばバナー広告です。リンク形式もありますが、人気は低いです。

Google AdSence公式サイト

web広告では、検索結果の広告枠以外にも、ニュース記事やブログサイトにバナーを貼ることができます。これはちょうど、駅ビルの上に看板を貼るようなイメージでしょうか。渋谷のスクランブル交差点に広告を出せば、1日で何十万人という人の目につきます。当然、このような人気の広告枠は、費用も高くなります。webサイトで言えば、アクセス数の多いヤフーニュースや、芸能人のブログ、有名ブロガーなどが人気の広告枠です。

web広告が実際の看板と違うところは、googleが勝手に広告内容を決めてしまうことです。例えばAさんがサイトに訪れた場合は化粧品の広告バナーを出しますが、Bさんの場合は転職サイトの広告バナーを表示します。

これはリマーケティング広告(リターゲティング広告)と呼ばれ、一度サイトに訪問した人を記録しておき、ユーザーが別のブログサイトなどを見ているときに、サイトのバナーを表示させることができます。つまり、Aさんが一度化粧品のサイトに訪問すると、そこで記録が取られ、別のサイトを閲覧している際に、以前の記録をもとに訪問した化粧品サイトのバナーが表示されます。

Aさんはブログサイトで記事を読んでいる時に、記事の途中で化粧品バナーをだすことで、そういえば化粧品を買う予定だったんだと、思い出させることができます。このバナー広告の内容は、googleが自動的に最適化してくれるので、ブログ運営者は特に操作をする必要はありません。

ブログ初心者~上級者まで幅広く利用されている

アドセンスは、ブログの収益源として、初心者から上級者まで、さまざまな人が利用しています。報酬の条件は2つあり、バナーが1度クリックされるごとに支払われるクリック報酬と、バナーが表示されるだけで広告費のでるインプレッション報酬があります。

インプレッション報酬は、1円、2円などほとんど収入源にならないので、無視してしまってもいいです。

アドセンスの主な収入源はクリック報酬で、バナーが1回クリックされるごとに数十円から数百円という報酬がサイト運営者に支払われます。報酬に幅があるのは、広告のジャンルによって単価が変わるためで、例えばゲームアプリのバナーなどは1クリック数円と安く、FXなど金融系は比較的単価が高く、1クリック100円以上になることもあります。

単価が高ければ良いというわけでもなく、例えばゲームアプリであれば興味を持ってくれる人が多いので、クリックしてくれる可能性も高まります。一方でFXはごく一部の投資家しか興味を惹かれないので、単価は高いもののあまりクリックされません。薄利多売でこつこつ稼ぐか、一攫千金を狙うかといった感じです。

アドセンスの広告内容は自動的にgoogleが決めてしまうとは言いましたが、ある程度コントロールすることは可能です。例えば、ゲームアプリの広告を出したい場合は、ゲーム攻略ブログを作れば、ゲーム好きのユーザーが集まるので、ゲームアプリの広告が表示されやすくなります。

アドセンスでどれくらい稼げる?

アドセンスの広告収入は、サイトのアクセス数と比例します。人が沢山集まるほど、アドセンス収入も上がります。この収入の目安は、1回ページが閲覧されたことを意味するページビュー(PV)数で計算されます。例えば1ヶ月に10万ページ閲覧されれば、10万PV/月ということになります。

月に10万PVのサイトでは、約5万円のアドセンス収入となります。つまり、1PVあたり0.5円くらいがアドセンス収入の相場です。

月に1万PVのサイトであれば、アドセンス収入は5000円くらいでしょう。月に1万PVというと、1日で330PVくらいです。

もちろん、サイト作り方やコンテンツの質、バナーの設置の仕方によっても、収入に差ができます。広告の最適化によって、1PV1円~1.5円くらいまで上げることができます。

アフィリエイトとは?

アフィリエイトとという言葉を聞くと、なんとなく胡散臭いというイメージを持つ人が多いようです。その原因は、アフィリエイトで稼いでいる人への妬みが強いからでしょう。

例えばニコ生で生主がゲームの実況配信をしていると、ゲーミングマウスが使いやすい!買ってみて!といった発言をすることがあります。広告から購入すれば生主に広告収入が入るというのは、なんとなく視聴者も分かってますから「ステマうざい」とか「遊びながら稼げるのがうらやましい」となるわけです。生主のなかには、広告経由で買ってくれたら1000円入る!と公言する人もいますから、こいつはいくら儲けてるんだろう?と考えると妬ましくなります。

アフィリエイトが妬まれやすいというのはともかく、自分が利用できれば大きな収入源になります。とはいえ、実際にアフィリエイトをしてみると、非常に難しいことがわかります。

アフィリエイトもアドセンスと同様に、バナーやリンクをブログに設置します。
アフィリエイトは、商品の購入や申し込みといった、ユーザーが特定のアクションを起こすと、成果として認められ、報酬が支払われます。

アドセンスの場合は、クリックしてもらうだけで収入となるので、例えばユーザーが記事を読んでいる途中で、間違ってクリックしても1クリックとして報酬が支払われますし、極端に言えばサイト運営者が自分でクリックしても報酬がもらえます(やりすぎるとgoogleから広告停止処分を受けます)。

一方でアフィリエイトは、間違って商品を買うということはありませんし、バナーをクリックしたけれど、購入しなかったという場合は報酬は支払われません。最近ではスマートフォンの普及もあり、インターネットで何でも買ってしまう時代にはなりましたが、やはりブログで紹介して購入までしてくれる人はなかなかいません。アドセンスであればとりあえず貼っておけば良いのですが、アフィリエイトは、商品の良いところを体験談などを交えて、読者が欲しくなるように誘導する必要があります。

ただし、成果のハードルが高い分、1件の発生で貰える報酬も大きくなります。紹介する商品によってもまちまちで、1件で1000円の商品もあれば、1契約で数万円という大きな案件もあります。もちろん報酬単価が高いものほど、成果をだすのが難しかったり、ライバルが増えるので、難易度が高まります。

アドセンスとアフィリエイトどちらがいいの?

基本的に、アドセンスとアフィリエイトの両方をサイトに組み合わせることをお勧めします。ただし、アフィリエイトは成果の条件が難しいため、ある程度のアクセス数を確保できていないと、成果自体がでないので注意が必要です。

まずサイト公開時は、訪問者数も少ないので、アフィリエイトは無視してください。最初からあまり広告色を出しすぎると、怪しいサイトだと思われてしまい、ユーザーが離れてしまいます。アドセンスも広告ですが、最近ではどんなブログにでも貼ってあるので、バナーがあること自体に抵抗を感じる人はいないでしょう。

僕が趣味とテストで作ったゲームの攻略サイトでは、テレビCMなどもやっていて検索数が多いので、すぐに月に5000PVくらいまでいきましたが、アドセンス収益が1500円くらい、アフィリエイト成果は0です。あまり力を入れていなかったのと、途中から更新を止めてしまったのもありますが、5000PV/月くらいではアフィリエイトでがっつり稼ぐのは厳しい印象です。

ちなみにゲームアプリのアフィリエイトは、ダウンロードで成果となり、発生1件で200円~300円くらいの報酬です。ゲームはやりこんでいるライバルブログが多いのと、流行廃りの回転が速いので本当に好きな人でないと難しそうです。

アフィリエイトで成果を出すためには、やはりサイトに見に来てくれるユーザーを増やし、興味を持つ人が多くなれば、購入してくれる確率が高まります。アフィリエイトは敷居は高いですが、軌道にのれば、もう一つの収益源として収入が倍増します。

アドセンスとアフィリエイトは、興味を持ってくれるユーザーの種類が違います。例えばAさんはバナー広告を利用していろいろな商品を購入することに慣れていますが、Bさんは広告色の強いバナーに抵抗感があるので絶対にクリックしません。しかしBさんは口コミ情報や体験談を参考に、買い物を決めるので、アフィリエイトを利用してくれます。このように、ユーザーによって買い物の仕方が違うので、アドセンスを貼っておきながら、アフィリエイトも同時にするのがおすすめです。

アフィリエイトが軌道にのってきたら、アドセンスの代わりにアフィリエイトの固定バナーを設置するという方法もありますが、僕はミスクリックもカウントしてくれるアドセンスが美味しいので継続して貼っています。また、アフィリエイトは時期によって偏りが大きいので、例えば繁忙期のみアドセンスを外してアフィリエイトバナーを貼り、平時はアドセンスを併用するというのもアリだと思います。

また、アフィリエイトの大きなメリットとして、単価交渉ができます。例えばアフィリエイト初心者の場合は、1件の成果で1000円のところ、中級者なら5000円、上級者は1万円というように、単価が変わります。これを特別単価といい、特単と略されることもあります。特単交渉をするためには、実績を積む必要があるのでなかなか難しいのですが、単価が上がれば非常に効率が良くなるので、大きいです。

この特単制度のため、軌道に乗ればアフィリエイトはアドセンスよりも非常に効率がよく、僕の運営サイトの場合では、アドセンスが1PV1円のところ、アフィリエイトは1PV2.5円くらいとなっています。

純広告

基本的にブログで副業する場合は、アドセンスとアフィリエイトの2つが収入源となります。しかしもし、あなたのサイトが成長し、有名ブロガーとなると「純広告」を貼ってほしいという依頼が広告主からくる場合があります。

純広告とは、広告主のバナーを貼ることで、固定費を貰う広告形式です。アドセンスの場合は、googleが勝手に判断し、バナーを表示するため、どんな広告がでるのかコントロールすることができません。例えば化粧品の比較サイトが、化粧品Aと化粧品B、化粧品Cを紹介します。すると、ユーザーがサイトに訪れた際には化粧品ABCのバナーがそれぞれ3分の1の確率で表示されることになります。表示される確率が3分の1ですから、クリックしてサイトにきてくれるお客さんも3分の1になります。

ここで企業Aはアドセンスの代わりに、純広告を貼りませんかと交渉にくるのです。固定広告に貼り換えてもらえれば、どのユーザーにも常にA社の化粧品Aが表示されることになるので、バナーをクリックしてサイトに訪れるお客さんが3倍に増えます。

サイト運営者は、アドセンス収入は無くなりますが、純広告を設置するために広告費を貰えることになります。アドセンスの1ヶ月の収入が5万円であれば、例えば10万円で純広告を売れれば、収入が倍増します。また、純広告をアフィリエイトリンクとして扱ってもらえば、さらにアフィリエイト収入も増えるので一石二鳥となります。

ただし、純広告のオファーがあるのは、アクセス数の大きなサイトや、アフィリエイト実績のあるサイトに限られるので、ブログを今から始めるという人は、そんなのもあるんだくらいに頭の片隅に置いておいてください。

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