東京電力新プラン電気料金を比較!どれくらい安くなる?

東京電力は2016年電力自由化に合わせて、新しい電気料金プランのサービスを開始しました。これまでの電気プランを改定するのではなく、まったく新しいサービスとして紹介されていますが、どのようなプランなのでしょうか?セット割引や料金引き下げを打ち出してきている新電力と比較して、どれくらいお得なのでしょうか?調査してみました。

結論から言えば、関西圏ではお得になりそうです。

しかし、東京、中部電力エリアのプランもありますが、ほとんど料金は変わらなさそうです。

東京電力の場合は、他サービスを使うことでセット割引となったり、電気使用量ごとにポイントが配布されるということもありませんので、東京・中部エリアでは他の新電力を利用したほうが電気料金を減らせます。

東京電力新プランの詳細を解説します。

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東京電力新プランの電気料金を比較

一般家庭の電気使用量
家族構成 4人
契約種別 40A
電力使用量 450kWh

【電気料金の計算方法】

基本料金 + 使用量料金(従量料金) + 再生可能エネルギー発電促進賦課金 + 燃料費調整単価

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「燃料費調整単価」はどの電力会社でも一律同じ金額のため、今回は基本料金+使用料金で比較します。

電気料金の用語解説・明細書の見方はこちらの記事をご覧ください

東京電力新プラン VS 旧ブラン

東京電力新プランと旧プランの電気料金を比較します。

1ヶ月の電気料金比較
新プラン 12538.2円
旧プラン 12608.1円
削減率 なし

1ヶ月の電気使用量を450kWhとしてシミュレーションしたところ、東京電力の新プランも旧プランもほとんど同じ価格となりました。それどころか、新プランには「スタンダードS」「スタンダードL」「スタンダードX」がありますが、3つの価格が全く同じになりました。プランを分ける必要があるのかわかりません・・・恐らく、電気料金の高い東京電力というイメージをなくして新プランでスタートしたいという狙いなのでしょうが、消費者はそんなに馬鹿ではありません。東京電力で電気契約する必要はなさそうです。

1ヶ月の電気料金比較
プレミアム 19816円
旧プラン 20090.6円
削減率 -1.37%

使用量の多い家庭にはおすすめというプレミアムプランを試算してみました。700kWhでプレミアムプランと旧プランを比較したところ、1ヶ月あたり275円、1年で3300円の削減となりました。自営業やオール電化など電気を沢山使う家庭では、電気料金の削減ができそうです。しかし、新電力と比較すると削減率は低く、東京電力を使う理由はなさそうです。

スタンダードS電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 10A 280円80銭
15A 421円20銭
20A 561円60銭
30A 842円40銭
40A 1,123円20銭
50A 1,404円00銭
60A 1,684円80銭
電力量料金 ~300kWh 23円04銭
300kWh~ 30円02銭

東京電力の旧プランでは、3段階に料金単価が設定していたところ、新プランでは2段階になりました。300kWh以下では、1段目より高いものの2段目より安い、300kWh以上では新プランの方が高くなっています。つまり、120~300kWhの間で使っている場合は少し電気料金が減ります。とはいえ、1ヶ月数十円くらいの削減です。

スタンダードL電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 1kVAあたり 280円80銭
電力量料金 ~300kWh 23円04銭
300kWh~ 30円02銭

基本料金(1kVAあたり)というのは、いままでに無かった料金体系です。1kVAという見慣れない数字がでてくると抵抗を感じる方もいると思いますが、これは単純に1kVA=10Aです。

1kVA(10A) 280円80銭 2kVA(20A) 561円60銭
3kVA(30A) 842円40銭 4kVA(40A) 1,123円20銭
5kVA(50A) 1,404円00銭 6kVA(60A) 1,684円80銭

スタンダードSとスタンダードLはまったく同じプランということになります。どうしてこんな分かりづらいプランを作っているのでしょうか・・・?

スタンダードX電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 1kWあたり 561円60銭
電力量料金 ~300kWh 23円04銭
300kWh~ 30円02銭

1kWあたり・・というのはあまり見かけない表記です。これは、30分毎の使用電力量のうち、月間で最も大きい値を2倍したものです。少し難しいのですが、一般家庭であれば大体2kWです。オール電化などで電気使用量の多い家庭であれば、3kWhになります。

2kWの場合は、561円60銭の2倍なので1,123円20銭になります。40Aの基本料金と同じですね。スタンダードS、L、Xで大きな違いはでなさそうです。

プレミアムプラン電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 1kW 468円
電力量料金 ~400kWh 9700円
  400kWh~ 29円04銭

400kWhまでの料金が定額9700円になります。定額制というのはお得なのでしょうか?400kWhまでの料金を比較してみましょう。

プレミアムプラン 11104円
旧プラン 11111.6円

400kWhまでの料金はほとんど同じですね。400kWh以上の料金はプレミアムプランの方が安いので、電気をたくさん使うほどお得になります。とはいえ、1kWhあたり0.9円しか違いません。あまり大きな電気料金削減は期待できなさそうです。

東京電力電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 10A 280円80銭
15A 421円20銭
20A 561円60銭
30A 842円40銭
40A 1,123円20銭
50A 1,404円00銭
60A 1,684円80銭
電力量料金 ~120kWh 19円43銭
120~300kWh 25円91銭
300kWh~ 29円93銭

東京・中部エリアにお住まいの方であれば、東京電力の新プランを使う必要はなさそうです。電気料金の削減を考えるのであれば、他の新電力へ切り替えることをお勧めします。

関西電力の電気料金と比較

東京電力新プランと関西電力の電気料金を比較します。

1ヶ月の電気料金比較
東京電力新プラン 11859.6円
関西電力 13035.68円
削減率 -9.02%

東京電力新プランのが1ヶ月の電気料金が約1176円、1年では約1万4000円安くなります。300kWh以上の電気使用量が1kWhあたり7.4円も安くなります。

関西電力は発電量の半分を原発に頼っており、原発停止の影響を大きく受けました。度重なる電気料金の値上げによって、現在では全国で2番目に電気料金の高い電力会社となっており、電力自由化によって電気会社の乗り換えが進んでいます。

東京電力新プラン電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 1kWあたり 280円80銭
電力量料金 ~300kWh 24円70銭
300kWh~ 25円92銭

関西電力電気料金
種別・区分 料金単価(税込み)
基本料金 15kWh 373円73銭
電力量料金 15kWh~120kWh 22円83銭
120~300kWh 29円26銭
300kWh~ 33円32銭

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