世界を支配している?パレートの法則でサイト制作の効率化

「パレートの法則」という名前を聞いたことはあるでしょか?「2:8(ニハチ)の法則」や「80対20の法則」とも呼ばれます。

これは、経済学者のパレートが発見した法則で、世の中は2:8の割合で成り立っているといわれます。例えば、企業の売り上げの80%は、全社員のうち優秀な上位20%が出しているとされています。他にも、世界の全所得の80%を人口の2割が持っている、故障の8割が全部品のうち2割から発生しているといった統計があります。

また、パレートの法則を派生した「2-6-2の法則」というモノもあります。例えば、会社員の2割は売り上げの大部分を出す優秀な社員であるが、また2割は売り上げどころか損害を出すようなひどい社員がいるという法則です。残りの6割は可でもなく不可でもない、といったところでしょう。

この法則はどんなコミュニティでも起こり、例えば日本でもっとも頭の良い学生が集まる大学である東京大学であっても、この法則は当てはまり、2割の学生は東大生とは思えないような怠け者であったりします。逆に名前を聞いたこともない大学出身であっても、上位2割は非常に優秀で、卒業後に起業して大成するという人がひょっこり出たりします。

じゃあ自分は怠け者の2割だなと諦めるのが、この記事の趣旨ではありません(笑)

僕も実際に体験してみるまでは半信半疑だったのですが、パレートの法則、2:8の法則はサイトの流入数や収益にも当てはまっており、驚きました。サイトの流入数の8割を、サイト内のすべてのページの2割が集客しており、またサイトの収益の8割を、2割の優秀な記事が生み出しています。

だからと言って、収益をあまり出していない8割の記事が不要というわけではありません。東大生の例のように、全ての記事は全力で書いた優秀な記事のハズだったのです(東大レベルではありませんが・・・)。

もし仮に、2割の優秀な記事しか書いていなかったら、同じ収益は出せなかったでしょう。逆に言えば、さらに記事を追加していけば、今はまだ陽の目を見ていない記事が開花する可能性は十分にあるのです。

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パレートの法則で効率的な役割分担

企業の売り上げの8割を2割の営業マンが作り上げているというのは事実でしょう。しかし、もしコピーをしたり掃除をしたりという雑用を担う人が会社にいなければ、優秀な営業マンが代わりにしなければなりません。だれもトイレ掃除やゴミ出しをしなくなったら、会社が臭くなってしまいます(笑)

webサイトの場合も同じで、流入数の少ないページが無数にあり、そこから「関連ページ」として特定のページに人が集中するようになると、評価の高いページだとgoogleが認識するようになり、次第にSEO順位も上がってくるようになるのです。

パレートの法則は、仕事の効率をアップするのにも役立ちます。例えば、プロジェクトの進行は全ての工程の2割弱である、企画の質によって、その後の成果が代わってくるといえるでしょう。まだ成果が全く見えてこない段階ではやる気がでないこともありますが、段取りが良くないと、仕事はスムーズに進まないものです。

僕はこれをサイト制作にも当てはめています。例えば、新しいサイトを立ち上げる際に、デザインはあまり重視しません。基本的なサイトの構造と必要になりそうなシステムの洗い出しをしたうえで、さっさと記事作成に入ります。

結局のところ、SEOが上がらなければ誰もサイトを見ることが無いので、いくらデザインに力を入れてもしょうがないのです。SEO順位が上がってきて、たくさんの人に見てもらえるようになったらやっと、トップページのアイキャッチを変えたり、サイドバーのタイトルに装飾を着けたりといったデザインを徐々に施していきます。

デザインは成果率・コンバージョン率を上げるためにには非常に重要な要素です。しかし、そもそも人が来なければ、成果はなかなか出ないので、デザインの優先順位は低いのです。とはいえ、まったくデザインをしない、真っ白なサイトでは、記事を読んでくれる可能性のある人も逃がしてしまいます。

パレートの法則を活用するのであれば、サイトの新規立ち上げ時は、記事作成に8割の労力を、サイトデザインに2割の時間を割くと良いでしょう。

パレートの法則はリスクヘッジにも活用できる

サイトが成長し、SEO順位が上昇しはじめるまでに、2~3ヶ月の期間が必要です。それまでの流入数は1桁~数十程度しかありません。また、アフィリエイトの成果がでるまでには、サイトの立ち上げから半年はかかります。

僕の場合は、最初の2~3ヶ月はまったく収入が期待できないと割り切って、wordpressの適当なテンプレートをそのまま利用します。カスタマイズは一切しません。wordpressはSEO対策を意識したテンプレートが多く、プロが作るものなのでデザインもある程度整っています。最低限のプラグインと、写真を配置すれば1日で十分に公開できるレベルのサイトができます。ちなみに僕はsimplicityのテンプレートを利用させていただいています。

simplicityは結構余分なコードが入っていたり、決して最高のテンプレートとはいえませんが、まず無料であること、そして制作者が現在も熱心に開発を続けていること、そして利用者が多くて情報が簡単に手に入るので安心して使えます。htmlの知識が0の方でも、メイン画像や背景色などを、管理画面で直感的に変えたり、バナー広告も簡単にいれることができるので、おすすめのテンプレートです。

サイトの記事制作も、1つのサイトに集中して作らないようにしています。これはリスクヘッジの意味も込められています。パレートの2:8の法則は、サイト単位でも当てはまります。全ての収益源を調べてみると、全体の8割の収益を、2割のサイトが生み出しています。10サイト持っていれば、売上の大半を2サイトが生み出します。

全てのサイトを全力で作りはしますが、なかなかユーザーの評価を得られなかったり、競合が強かったりと、思うような成果はなかなかでません。僕がアフィリエイトを始めて半年ごろに売り上げが10万円くらいになりましたが、5サイトほど作成してまともに育ったのが1サイトでした。

1サイトは50記事ほど作成したものの、将来的に利益を出すには難しく放置してしまったり、もう一サイトはまだまだ公開直後で流入もほとんどありませんでした。よくあるアフィリエイトサイトに飽きた時期があり、コミュニティサイトのようなものを企画したこともありましたが、そもそもビジネスモデルとして成り立っていませんでした。

結果的にみると、他の4サイトがひどすぎたとも思えますが、その4サイトで失敗したことを糧に1つのサイトが成長できたのです。もしも、ひとつのサイトだけ集中しており、それが可能性の低いサイトだったら、上手く利益が出なかったかもしれません。

また、今利益がでているサイトだけに集中するのもよくありません。Aサイトで成功した手法でBサイトを育て、Bサイトで発見したことをAサイトで応用することで、相乗効果が生まれます。ひとつのサイトだけ運用していると、どこかで売り上げの限界に達しますが、Bサイトを作っておくことで、ブレイクスルーのキッカケとなるかもしれません。

また、さらに視点を大きく広げ、アフィリエイトだけではなく、通販サイトを運用したり、投資などにも挑戦するなど、複数のビジネスを手掛けることも効果的でしょう。僕自身もまだまだできていない部分が多いのですが、将来的にはいろいろな事にチャレンジしていきたいと考えています。

パレートの法則は、悪い8割を除外するためのモノではなく、よりよい2割を育てるための法則です。この法則は仕事の効率化をはじめ、さまざまなことに応用できます。普段の生活の小さなことでも意識してみると、面白い発見に繋がるかもしれません。

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