バックリンクSEOは死んだ!誤ったSEOはペナルティ対象

一昔前のSEOといえば、とにかく大量のサイトを作り、バックリンクは貼りまくるというのが主流でした。実際に僕が勤めていた会社も、ランダム文字列のドメインを大量に抱えており、1つのサイトに500文字程度の記事を10本ほど入れて、リンクを飛ばすという作業を行っていました。

しかし現在のgoogle検索エンジンはかなり賢くなっており、バックリンク元のサイトと被リンクサイトの関連性や、バックリンク元のSEO評価によって、リンクの効果が大きく変わるようになりました。500文字の記事10本程度しかないドメインのSEO評価は、0といってもよく、評価の無いサイトからのリンク効果も0となるのです。

では、500文字の記事が10本で足らなければ、100本にすれば効果はでるのでしょうか?SEOはそんなに単純ではありません。

結論から言えば、もしバックリンクサイトを作るのであれば、本サイトと同じくらい力を入れて、SEO評価を得る必要があります。

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バックリンクのSEO効果の仕組み

SEO順位は数百ある評価基準を元に決められており、コレをすれば間違いないという方程式はありません。しかし、SEO順位の高いサイトを分析すれば、ある程度その仕組みを予測することができます。

SEOでもっとも重要な評価基準は、ユーザーにとって最適な情報を伝えることです。例えば、サイトの滞在時間が長いページであれば、ユーザーがしっかりとコンテンツを読み込んでいるということになり、評価は高まります。また、ユーザーがサイト内の複数のページにまたがってコンテンツを閲覧していれば、そのユーザーはサイト全体に高い関心を持っているといえます。

このように、高いユーザー評価を得ることがSEOの基本です。

ではリンクはSEOにとってどのような意味を持つのでしょうか。リンクはむやみやたらと貼っても逆効果です。例えば、車の比較サイトを運営しているとします。ユーザーは車を買うときに、車の価格や性能、ブランドなどを調べるでしょう。サイト内にはブランドの特徴や歴史、軽自動車の性能が良いとか、バイクの種類が豊富だ、といったコンテンツを作ります。

ユーザーはこのサイトの情報をもとに、気に入った車をいくつか選んで、実際に購入予約もするかもしれません。しかし車を買う際には、カーナビやステレオなどの周辺機器をつけたり、事故保険への加入もするでしょう。そこで、車の比較サイトから、車の小物販売サイトや、自動車保険の比較サイトへ、リンクを着けるのです。

また、車の比較サイトへリンクが欲しい場合はどうでしょうか。車の小物販売サイトや自動車保険サイトからの相互リンクができますし、実際に車を購入した人の口コミサイトや、「○○で日本一周旅行ブログ」といったブログなども作れます。

もちろん、それぞれのサイトが十分なSEO評価を持っている必要があります。有名なブロガーさんが紹介しているサイトなら良い情報が得られそうだ、といった具合に、リンク元のユーザー評価が高ければ、リンクを受けたサイトの評価も高まります。

もしこれが、まったく別のジャンルのサイトからのリンクだったらどうでしょう。引っ越しの比較サイトで、企業ごとに引っ越し料金を調べていたのに、突然車の比較サイトに飛ばされてしまったら、ユーザーは混乱してしまいます。リンクが間違っていたんだろうと、すぐに離脱してしまうでしょう。

リンクを貰っていたとしても、離脱率が上がってしまい、ユーザーの評価が低いとgoogleが判断してしまうと、バックリンクが逆効果になってしまう可能性もあるのです。

情報サイト・ブログからのリンク

先ほども紹介した通り、関連する情報サイトや、有名なブログサイトからの被リンクは非常に効果が高いです。もっと詳しい情報が欲しい、○○のおすすめの商品なら安心、といったようにユーザーはすでに高い関心を持った状態で、サイトに訪問してくれます。

サイトを運営している方なら実感している人も多いと思いますが「リンクをクリックする」という動作はユーザーにとって大きな負担です。特に最近ではスマホユーザーの割合が増加しており、フリップという動作の中で、クリックをするのはひと手間かかる作業です。

その面倒をしてまでサイトに訪れるユーザーというのは、非常に価値の高いユーザーといえるのです。これは単純にSEO評価だけではなく、コンバージョン率にも大きな影響があります。

このバックリンクの仕組みを利用したサイトに、日本ブログ村や、BLOGRANKINGなどがあります。
簡単にいえばブログのまとめサイトで、サイト運営者は誰でも無料で自分のサイトを登録することができ、設置した評価ボタンのクリック数によって、ランキング順位が高まる仕組みになっています。

ブログ運営者にとっては、情報を求めてブログを探し渡っている人が訪問してくれるので、SEO以外の流入元として活用できます。SEOと比較すると流入自体は少ないのですが、新規サイトの立ち上げ時には、流入元を増やすためにも利用できます。サイト自体はかなり古いもののため、現在利用しているユーザーは、webリテラシーの高いユーザーが集まっているため、一度ファンになってもらえると、リピーターとなる可能性が高いです。

SNSの拡散

最近では、SNSもSEOに匹敵する流入源のひとつとして、重要視されています。特にSNSには「シェア」という、簡単にリンクを貼れる機能があり、雪だるま式に拡散される「バズ」も期待できます。いつもは日に50ユーザーしか訪問していないサイトも、バズると一気に10000ユーザー来るということもあります。

サイトからのバックリンクとは違い、SNSのリンク自体には、SEO効果はありませんが、ユーザーが訪問するという点で、SEO評価が上がります。もちろん、SNSからのユーザーがすぐに離脱してしまっては意味がありませんが・・・。

SNSユーザーは10代~30代という、比較的若い世代が中心のため、それらのターゲットに合ったサイトでないと効果が薄いという側面もあります。例えば、仏壇の広告バナーをtwitterに流しても、10代や20代は興味を持ちませんよね。

また、SNSユーザーは基本的には、買い物をするためにSNSをしているわけではないということを認識しておきましょう。最近ではユーザーのwebリテラシーも高まっており、広告色の強いコンテンツやバナーを割けるようになっています。つい先日、面白い記事があったので兄に読んでみろとすすめたことがあったのですが、その時に表示されていた車のバナーを指さして、車買うのか?と聞かれたことがありました。兄はwebとはまったく関係ない仕事をしているのですが、リマーケティングの仕組みを感覚的に知っていたのです。

SNSでは、ニュースで取り上げられた話題の記事とか、○○性格診断といったゲーム感覚で楽しむコンテンツなどで集客し、サイトのファンを増やした上で、サイト内のコンバージョンページへ誘導するという流れを作ります。

SNSで拡散されSEO評価の上がったサイトに「ドラおじさんの薬剤師転職サイト」があります。デザイン性やコンテンツのクオリティの高さを、有名ブログで取り上げられたことをきっかけに、SNSで次第にシェアされるようになり、非常に競争の激しい薬剤師転職ジャンルで上位表示がされています。サイト内のページ数は消して多くは無いのですが、高い評価を得ているサイトで、非常に勉強になります。

サイト内リンク

同一ドメインのサイト内リンクも少なからずSEO効果があります。例えば「SEO」というカテゴリーページの下に「SEO内部施策の仕方」「SEO外部施策の仕方」というページを作成すれば、上階層のカテゴリーページがSEO強化されます。また、関連記事として「SEO内部施策の仕方」という記事と「SEO外部施策の仕方」という記事を相互リンクにすれば、SEO施策に興味を持つユーザーが、2つの記事に興味を持ち、閲覧してくれるでしょう。

もし全てのページが、トップページからしかリンクが無かった場合「SEO内部施策の仕方」→「トップページ」→「SEO外部施策の仕方」というように、余分に移動しなければならなくなります。クリックという手間が増えれば、離脱するユーザーも増えますし、サイト内にある大量の記事の中に埋もれてしまって、見つからないという可能性もあります。

サイト内リンクは、より効率的にサイト内を回遊できる仕組みとして、ユーザー評価を高めることができ、結果的にSEO対策にもなるのです。

SEO効果的の高いリンクの付け方

単にサイトないにリンクがあれば、バックリンクとして成立するというわけではありません。例えば昔のブログによくありましたが、サイドバーに「相互リンク一覧」と並べるのはあまり効果的ではありません。

たとえば有名人のブログなど、その名前を見ただけでも興味を引く要素があれば別ですが「○○のつぶやきブログ」といった、何のサイトなのかわからないリンクがあっても、クリックする人は少ないでしょう。

効果的なリンクのひとつに「参照」という形があります。たとえば、統計局が発表したデータを元にしていると言えば、誰もそのデータに疑いを持つことは無いでしょう。これはテレビニュースなどでも同様で、東大教授○○氏が解説します、というように肩書を添えることで、説得力を増します。

これがブログであれば、有名ブロガーさんが参考しているサイトってどんなサイトだろう?この人がすすめている情報なら間違いない、と信頼を得ることができます。

rel=”no follow”リンクにするべき?

別のサイトへのリンクを貼ると、通称「リンクジュース」と呼ばれる、SEO評価がリンク先に渡されます。そしてリンク元のサイトは、少しだけSEO評価が下がると言われています。nofollowリンクは、このリンクジュースの受け渡しを遮る効果があります。

サイトの評価が10あるとします。リンクを貼ると、リンク元の評価が1減り、被リンクサイトに渡すことができるのです。このため、もらったリンクジュースの分だけSEO評価が高まるというわけです。

実際にnofollowが行っている命令は、googleのbotがリンクを辿らないようにという指示です。このため、ユーザーがリンクを辿っても、googleのbotがついていけないので、リンク先でユーザーがどのような行動をとったのかを認識することができません。結果的に、ユーザーは単に離脱したと記録することになります。

リンクジュースが渡ってしまうのなら、リンクをつけることで自分のサイト評価がさがってしまうので、nofollowをつけた方が良い気がします。

しかし、僕はnofollowリンクはそこまで気にしなくても良いと思っています。というのも、受け渡されるリンクジュースの量はごくごくわずかで、順位変動に影響を与えるほどのものではないからです。SEOにある様々な評価基準のひとつでしかなく、それだけで評価が決まることはありません。スパムのような大量リンクを貼る場合は影響が大きくなるかもしれませんが、その場合はまずはサイトの構造を見直すべきでしょう。

それに、googleの視点で考えると、関連性が無いのにリンクを貼る理由がありません。nofollowにしてしまうことで、ユーザーが離脱したとみなされ、逆効果にさえなります。もしnofollowをつけたいと思うなら、そもそもリンク自体を貼らないという選択肢も考えましょう。

僕はリンクのメリットの方が重要だと思います。nofollowをつけなければ、リンクを受けたサイトの管理者は、どこのサイトから被リンクを受けているのかを知ることができます。そのため、被リンクを確認したサイト運営者が、お礼として相互リンクを貼ってくれる可能性もあります。

フランクなサイト運営者さんであれば、メールでお礼やコンタクトを取ってくれる場合もあります。リンクを貼ることで別のサイト運営者さんとの繋がりができたり、協力してお互いのリンクを拡散することもできるので、結果的にどちらのサイトにもメリットが生まれるのです。

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